慢性扁桃炎の治療方法と後遺症はあるか

慢性扁桃炎は、長期的に扁桃が腫れている状態を意味しています。
例えば、扁桃が大きい場合には慢性的に炎症を起こす可能性が高く、小さな子供や7歳ぐらいまでによくあらわれる症状の一つです。
基本的に、子供のうちに扁桃が大きかったとしても中学生ぐらいになると小さくなることがほとんどですので、特に頻繁に病気がおこるようなことがなければそれほど心配する必要がありません。
ですが、扁桃が大きいことで慢性扁桃炎を頻発している場合には、手術などの治療方法を考えてみるべきです。

治療方法の一つとして、根本から治す場合には手術が一番手っ取り早いです。
ですが、手術を行う場合には扁桃腺の一部を切り取ることになりますので、部分麻酔ではなく全身麻酔を行うことが必要になります。
もし、子供が過去に手術を行っており麻酔に対して何らかの症状が起こった場合には事前に相談をしておく必要があります。
麻酔をすることで血液の流れが速くなり、心臓に負担がかかる可能性があるからです。
問題が起こりそうな場合には、手術以外の選択肢を考える可能性があります。

慢性扁桃炎を手術をするかどうかの判断は親と医者によって決められますが、たいていの場合はその状態だと生活をすることが難しい場合に限られます。
例えば、頻繁にのどを痛めたり高い熱が出たりする場合がこれにあたるでしょう。
もし、しょっちゅう学校や幼稚園などを休んでいる場合には、思い切って手術をした方がよいかもしれません。
ですが、年に2度か3度程度しか炎症を起こさないならば、子供の負担も考えると手術までする必要はないといえます。

扁桃腺を手術する場合には、時間でいえば1時間から2時間ほどになりますが、たいていの場合全身麻酔を行っているためそのまま退院することは難しいです。
入院する期間は5日から7日が妥当になりますので、幼稚園ないしは小学校に通っている場合ならば学校が長期休みの夏休みや冬休みなどに手術を行う必要があります。

慢性扁桃炎を手術する場合の後遺症はあるか

慢性扁桃炎を手術で切り取る場合でも、うまくいけば後遺症は全く起こりません。
ですが、体質的に後遺症を起こしやすい子供もいますので、絶対に後遺症が発生しないとは言い切れません。
そこで、まず信頼できるところに手術をお願いするのが一番です。
手術・診察は耳鼻咽喉科で行なうことになります。
耳鼻咽喉科は、のどや耳、そして鼻の専門家ですが、一般的な風邪と扁桃炎を明確に見分けることができます。
実はこの二つは非常に似ていますので、専門家に一任するのが一番です。

もし、何らかの理由で後遺症が発生している場合でも、ネガティブで悲観的なイメージを持つかも知れませんが、そこまで重篤な後遺症に悩まされることはほとんどありません。
もちろん、一生を後遺症で悩むようなことはめったになく、たいていの場合は1週間から1か月ほどで元通りに戻ることが多いです。
では、具体的にどのような後遺症が考えられるでしょうか。

考えられる後遺症の一つは、頭痛になります。
頭痛は、たいていの場合最初の1週間以内に治まることがほとんどです。
この場合、薬などを処方して治すことができますのでほとんど心配は要りません。

次に、扁桃炎を手術したときに声変わりが起こる可能性があります。
声変わりが起こると心配になりますが、これも時間の経過とともに元通りに戻ることがほとんどです。
たいていの場合は、1か月以内に戻ると考えてよいです。
ただ、気になる場合には一度専門の医者に相談してみるのがよいでしょう。
それ以外では、手術をしたらすぐ直後に発熱することも考えられます。
発熱自体は、それほど長引くものではなくたいていは術後の1日から2日で平熱に戻る可能性が高いです。